こりゃめでてぇな

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「GROUNDLESS(グランドレス) -隻眼の狙撃兵-」

 

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会社の寮には本棚を置けるスペースがないので、引っ越してからマンガはすべて電子書籍で済ませてきました。しかし、Kindleで購入するもあまりに面白かったため、単行本を最新刊まで揃えてしまったタイトルがあります。

 

GROUNDLESS-隻眼の狙撃兵-

これがまたアホみたいに面白い。

元々「戦場のヴァルキュリア」とか「軍靴のバルツァー」とかファンタジー戦記モノは大好物なのですが、久しぶりに王道の本格派ミリタリーに出会えた気分でした。このGROUNDLESSは元々、webコミックとして公開されていた「GROUNDLESS~アリストリア戦役~」を単行本化、電子書籍化したものです。1、2巻まではKindleで見ていたのですが、紙でしっかり見たいということで単行本を探しに自宅最寄りの書店に行くも在庫なし。アキバならあるだろうと遠征した結果、とらのあなで2、5巻が欠品中。アニメイトでは5巻のみの在庫。なにこのすげぇ人気。フラフラと探しまわって書泉ブックタワーでやっと全巻見つけました。(今度買い行くときは書泉行こう…)

 

 

ストーリー

内乱が続くアリストリア島で武器商を営むウォルドロン夫妻は、軍から銃の大量発注を受けるが、それは反乱軍と裏で繋がっていたグレゴリオ島軍大佐の罠だった。目の前で夫を殺され、娘を奪われ、自身も左目を潰されたソフィアは、唯一残された形見の狙撃銃を手に、復讐を決意する——

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…王道ですね。キル・ビルみたい。1巻はソフィアさんが自警団に入って敵をバッタバッタとなぎ倒す復讐劇(無双)ですが、2巻からは展開が変わって主人公不在な感じで自警団のゆかいな仲間たちメインで物語が進んでいきます。ソフィアさんが再び暴れだすのは3巻からですが、話が進んでいくに連れて戦闘の規模が大きくなっていくのは見ものです。 

 


感想

  • ソフィアさんの狙撃スキルチートすぎてヤバイ
  • 自警団のみんなが個性豊かでいい味出してる
  • 世界情勢とか装備の設定がやたら細かくて燃える
  • ユズハかわいい

 

とりあえず5巻までバーッと読んだ感想としては、

まず主人公のソフィアが未亡人、しかも凄腕のスナイパーって設定がヤバイ。いくら武器商人の奥さんってもどこでそんな訓練積んでたんだよって話。その強さたるや恐ろしいもので、3巻までの戦績を見るとシモ・ヘイヘが卒倒するレベル。しかし殺された夫の為、奪われた我が子を救う為に復讐の炎を燃やすソフィアには心打たれるものがあります。

そして自警団のみんな個性強すぎ。個人的にシュバーハンとグレース姉さんのノリが大好きですが、一番好きなキャラはユズハ。お酒弱いのに飲みたがったり、補給品の猫サブレに喜んだり、お風呂のサービスショットがあったり た ま ら ん。自警団一人一人がしっかりとしたキャラを持ってるのもこの作品のポイントの一つです。

 

 

…しかし史上最強の生物はどの世界、何時の時代でも同じですね

 

 

お母さんは強い

GROUNDLESS : 1?隻眼の狙撃兵? (アクションコミックス)

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